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怪我をしたときの処置 〜RICE to POLICE〜

 
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POLICE処置

スポーツをしていると、捻挫・打撲などの外傷といわれる『怪我』によく遭遇すると思います。ご自身でスポーツをされていて経験された方や、お子さんがスポーツ(運動)をしていて怪我をして帰ってきたなど様々あることでしょう。

以前にRICE処置について記載しましたが、近年POLICE処置というものが主流になってきています。

今回はそちらについて少しご紹介したいと思います。

POLICE処置とは

RICE処置と同様にPOLICE処置も怪我をし患部へ行う処置のことです。RICE処置と違うところはRest(安静)が変化し、Optimal Loading(最適な負荷)という項目に変わったことです。

患部を安静にするのではなく、怪我をしても早期から最適な運動をして動かしていきましょうという考え方です。(※もちろん固定をして安静が必要な怪我や時期も存在する)

患部を早期から動かして適切な負荷をかけることで患部の血流を促し、腫れや浮腫みの軽減や筋肉の萎縮を最低限に抑えたりし、患部の組織修復を早めることを目的としています。

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Protection(保護)

怪我をした直後はシーネなどの添え木を用いて固定し、損傷を受けた箇所を保護します。患部の二次損傷を防ぎ悪化を防止します。

Optimal Loading(最適な負荷)

必要以上に安静・固定にしてしまうと筋萎縮(筋肉が痩せて細くなり筋力低下を起こす)や関節拘縮(関節が固くなり動かなくなる)などといったことを招いてしまうので、早期から適切な負荷を加えて動かして刺激を加えることでそれらを予防したり、損傷を受けた組織修復を促します。

Ice(冷却)

損傷を受けた患部を氷などで冷やすことで痛みを軽減させたり、血管の収縮を促し腫れや炎症を抑えることができます。1回につき20分程度を間欠的に数回行います。アイスノンなどの保冷剤は冷た過ぎるので凍傷を起こしてしまうことがあるので注意が必要です。

Compression(圧迫)

弾性包帯やテーピングを用いて患部を圧迫し、腫れや出血を縮小させます。強く巻きすぎると循環障害を招いてしまうので、爪を圧迫して血流を確認したり、皮膚の血色や感覚を確認しながら行って下さい。何か異常が起きたら直ちに圧迫を解放する必要があります。

Elevation(挙上)

患部を挙上し、腫れや浮腫みの軽減を促します。血液は心臓のポンプ作用や重力によって末梢に向かうので、極力心臓より高く保つことがポイントです。手や腕なら机の上に置いたり、足ならクッションを使い高さを確保してあげると保持しやすいです。

まとめ

近年は安静期間は短く早期に運動療法を始めるのが主流になっています。固定は必要最低限の範囲と期間で固定中も動かせれる箇所は積極的に動かしていきます。

POLICE処置に関してもOptimal Loading(最適な負荷)がポイントになりますが、一般の方からすると『最適な』という言葉が悩ましいのではないでしょうか。やはり『最適な負荷』というのは整形外科医の先生や我々のようなセラピストにご相談頂けると一番安心かと思います。

怪我から後遺症無くスムーズに回復させるには初期治療が非常に大事です。

POLICE処置の知識を念頭に置きながら、難しいようなら受診するまではしっかりとRICE処置を行うようにして下さい。

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