サッカー選手にオススメ!上半身ストレッチ!
なぜ上半身なのか?
ご覧いただきありがとうございます。
今回は前回に引き続き上半身のストレッチです。
足の怪我を予防するために上半身のエクササイズを取り入れるお話を前回アップしました。
サッカーなどの球技系スポーツは、加速・減速・ストップ・ターンなど、方向転換を伴う動作が非常に多いスポーツです。
プロサッカーの場合、1試合の中で700回以上の方向転換を行っているというデータもあるぐらいです。
方向転換を行う際は、『上半身も動きが伴って下半身の動き』が生まれます。
決して脚だけを動かして行っている動作ではないんです!
そこで大事になってくるのが上半身の柔軟性ということです。
胸郭
上半身といってもいろいろ大事ですが、
胸の周りの『胸郭』が中心になってきます。
胸郭は
から成り立っています。
動きとしては主に『回旋』という捻る動きを得意としています。
上半身の胸郭が硬いと、動きの中で方向転換をするときに下半身ばっかりに頼ってしまい、
動きも遅くなったり、キレが出なかったり、脚ばっかりに負担がかかります。
足の怪我を予防する話にも繋がりますね。
上半身の硬さは作らずに、しっかりと動きを作っておくことがとても大事になってきます。
上半身ストレッチ
胸椎伸展ストレッチ
○胸椎伸展ストレッチ
①四つん這いの状態で、膝を腰幅程度に広げて、股関節の真下に位置させます。
②下半身はズレないように、手を前に伸ばして胸を落とします。
※床に胸や顎がつけれるようにしましょう。
胸椎回旋ストレッチ
○胸椎回旋ストレッチ
①四つん這いの状態から、片方の肩をつけて手を横に伸ばします。
②上側の腕を上に挙げて、腕と一緒に胸を回旋させます。
※持続的に伸ばすのもいいですし、動画のように何回も行うものオッケーです。
③そのときに下半身がブレないように注意をしてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
サッカーは特にボールを足で扱う競技なので、どうしても足の怪我が増えるので下半身ばかりに目を向けがちですが、上半身の大切さを知っていると普段から行うケア一つにしても意識が変わってくると思います。
『下半身のケアをしっかりやっているのに怪我が減らない』
『なかなかパフォーマンスが上がらない』
そんな方はもしかしたら上半身にヒントが隠されているのかもしれませんね。
上半身は【伸展】と【回旋】がとても大切です。
ぜひ覚えておいてください。