走るとスネが痛い、、シンスプリントかも!?予防法・改善方法
シンスプリント
こんにちは!
DAI sports 鍼灸整骨院です。
ご覧頂き、ありがとうございます!
今回はスネの痛みに多い『シンスプリント』に対する予防法・改善方法です。
スネの痛みは脛骨内側ストレス症候群といって
- シンスプリント
- 脛骨疲労骨折
の2つがあげられます。
シンスプリントも脛骨疲労骨折ともに陸上などのランニングが多い競技によくみられ、スネの内側に痛みが出るので鑑別が非常に大切になってきます。
そこで今回はシンスプリントの予防・改善方法をお伝えしていきます。
多くの原因は足のアライメントにある
シンスプリントの痛みは一般的には、スネの中央1/3〜下1/3にかけて有することが多いです。
【ランニング時に足を着いてから体重が乗ったタイミング〜蹴り出しにかけて痛みが出るものは軽症パターン】
【足が着地したタイミングに一番強く痛みが出るものは重症パターン】
の可能性が高いと言われています。
重症パターンのシンスプリントは脛骨疲労骨折に移行する可能性も高いので注意が必要です。
多くの原因は足を着地した際の足部の安定性が悪く、骨配列(アライメント)が崩れてしまうことにあります。
一般的にはアーチが崩れる(扁平足になる)といったようなことです。
踵の骨が過剰に内側に倒れたり、外側に倒れたりします。
アーチが崩れることによって、着地した際の足部の安定性が失われ、内側や外側にストレスがかかり筋腱の緊張や摩擦が高まり痛みが出たり、骨にストレスがかかって痛みに繋がったりしてしまいます。
そういった原因を改善していくのがシンスプリントには大事になってきます。
エクササイズ
それではいくつかエクササイズをご紹介していきます。
ゴルフボールほぐし
①足の裏でボールを転がし、全体的にほぐします。
※強く踏む必要はないので、内側と外側も細く狙っていきましょう。
内回し
①スネの上側を持ち、内側に捻るのと同時に足部も内側に動かして回します。
踵上げ
①ボールを踵の内側で挟み、落とさないように踵を上げます。
ペン踏み
①踵と外側の骨の間でペンを踏み、そのまま膝を内側と外側に動かします。
※なるべく母趾球を浮かさないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
できれば上から順に行ってみてください。
少しわかりにくいエクササイズもあったかもしれませんが、硬さをとってから足部のアライメントを整えていく流れになっています。
自分の足部を支えるのは自分の筋肉です。
支えるためには筋肉が力発揮しやすい環境を整えてあげることが大切です。
シンスプリントはパフォーマンスが落ちない程度の痛みなら休まなくても大丈夫なのですが、痛みでパフォーマンスが落ちるほどなら強度を落とすか、休息も必要になってきます。
重症パターンであれば、疲労骨折への移行も気をつけなければなりません。
自分自身での判断は難しいと思います。
そんなときは近くの整形外科や整骨院に早めに相談しに行ってください。
当院でよければLINE公式アカウントよりいつでもご相談になります。
一番大事なのは、日頃から自分の身体と向き合い、エクササイズを通じて予防していくことだと思います。
少しでも皆様のお力になれることを願っております。