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サッカー選手に多い股関節痛〜グロインペインシンドローム〜

 
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有名選手も悩まされた股関節痛

皆さん、こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます。

DAI sports 鍼灸整骨院です。

 

今回は、サッカー選手に多い『グロインペインシンドローム』についてのお話です。

グロインペインシンドロームは『鼠径部痛症候群』とも呼び、様々な原因により股関節に痛みを有する怪我になります。

 

有名サッカー選手で言えば、中田英寿選手・中村俊輔選手・長谷部誠選手・ジダン選手なども悩まされていたことがあるようですね。

 

サッカー選手の5人に1人は経験するという報告がある程、発生頻度が高い怪我になっています。

 

大きく5つに分類される

グロインペインシンドロームは、キック動作や方向転換動作の多いサッカーの他に、ラグビーなどでも起きやすい怪我の一つです。

 

局所への応力が集中し発生する慢性障害です。

 

休止期間を設けても、鼠径部にストレスをかける原因となった機能的問題を解決しなければ、容易に再発を繰り返します。

長期化すると、半年から1年はかかることもあります。

 

『結果として起きている問題点』と、その部位に応力が集中してしまう『原因となる問題点』を解決する必要があります。

 

まずは大きく5つに原因が分類されるので、そちらからおさえていきましょう。

 

①内転筋関連

①内転筋関連

股関節の内転筋群が原因で、股関節に痛みを有するもの。

内転筋の圧痛や収縮時痛が著明。

 

②腸腰筋関連

②腸腰筋関連

股関節の腸腰筋が原因で、股関節に痛みを有するもの。

腸腰筋のストレッチ痛や、股関節を曲げたときの痛みが著明。

 

③股関節関連

③股関節関連

関節唇損傷、軟骨損傷、FAIを含む股関節内部が原因で痛みを有するもの。

 

④鼠径部関連

④鼠径部関連

鼠径管やその周囲の痛みを有するもの。

腹圧が上がることによって痛みが誘発されることもある。

 

⑤恥骨関連

⑤恥骨関連

恥骨結合に痛みを有するもの。

腹直筋が原因の場合は恥骨結合の上縁に痛みを有することがある。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

グロインペインシンドロームにも原因が様々あるということは、それぞれ対応が変わってくるということです。

まずは『痛みがどこで起きているのか』を明確にし、『何が原因で起きているのか』を評価していきましょう。

 

そして、痛みを引き起こした原因を一つ一つ解決し、痛みの長期化を防いでいきましょう。

ただ休むだけでは良くなりません。

 

少しでも皆様のお力になれることを願っております。

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