捻挫・打撲など早く治すための初期対応〜PEACE & LOVE〜
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怪我の初期対応
こんにちは!
DAI sports 鍼灸整骨院です。
ご覧頂きありがとうございます。
今回は『捻挫や打撲など、怪我をしたときに早く治すための初期対応』のお話です。
怪我や痛みはそのうち治るだろうといって放置するのが一番良くありません。
もちろん時間の経過と共に痛みは落ち着いていく怪我もあります。
ですが、どのような怪我や痛みもちゃんと直後からきっちりと対応してあげることで、
スムーズに回復させてあげれる可能性が高まると考えています。
ひと昔前は『RICE処置』といって
- Rest(安静)
- Icing(冷却)
- Compression(圧迫)
- Elevation(挙上)
の4項目が怪我をしたときの基本でした。
今は『PEACE & LOVE』 といった9項目に変わっています。
怪我や痛みに対して正しい知識を持ち、病院や整骨院に行くまでの初期対応として学んでいきましょう。
PEACE & LOVE
Protection(保護)
怪我をした直後は患部に痛みを伴う活動は控える。
Elevation(挙上)
患部をできる限り心臓より高くあげておく。
Avoid anti-inflammatories(抗炎症薬を避ける)
怪我をした箇所の修復が遅れる可能性があるので、抗炎症薬は避ける。
Compression(圧迫)
患部の腫れを防ぐために圧迫を行う。
Education(教育)
患者の状態に最も適した対処法を考え、過剰な医学的診察と薬の服用、そして不必要な受動的療法を避ける。
Load(負荷)
適切なタイミングで適切な負荷を与える。
Optimism(楽観思考)
前向きな考えを持ち、ポジティブ思考に過ごす。
Vascularisation(血流を増やす)
痛みが伴わない範囲で有酸素運動を行う。
Exercise(運動)
受賞後の早期可動性、筋力、固有受容感覚の回復に繋がる。
まとめ
いかがだったでしょうか?
PEACEまでが怪我をした直後の対応、
LOVEが数日経過してからの対応となります。
以前は怪我をしたらまずは『アイシング』という概念がありましたが、今はアイシングはそこまで推奨されていません。
ですが怪我をした直後は『アイシング』を行うことは問題ないと思っています。
何日間も行うのは少し疑問点ではあります。
そして患部に対して休め過ぎても良くはなく、動かし過ぎても良くはないということが非常に大事ということです。
怪我には程度に応じて早期に適切な負荷をかけていく必要があります。
痛いからといっていつまでも安静にしてはいけないということですね。
病院の先生や整骨院の先生、チームのトレーナーさんであれば患部の状態を把握してその時の適度な負荷を教えてくれるはずです。
日に日に患部の状態は変化します。
その時々に応じた対応を『PEACE & LOVE』を参考にしながらスムーズに復帰できるように初期対応を行っていきましょう。
少しでも皆様のお役に立てることを願っております。
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