分離症(腰痛)改善トレーニング〜初級編〜
分離症を改善するには
以前に子どもに多い腰痛として『分離症』についてエクササイズを含めてご紹介しました。
詳しくは↓
https://daisports.com/lbp-2/
そちらでも触れましたが、『分離症』は疲労骨折を起こしている部分が長期間経ってしまうと、骨癒合が不可能になってしまいます。
そうなる前に早期発見・早期治療が大事になります。
『分離症』にならない為、もしくは分離症を起こしている部分にストレスをかけない為のエクササイズの次は、腰の安定性を得る為のトレーニングです。
身体を支えているのは筋力です。
身体にとっては動きの獲得と支える為の筋力の両方がとても大事になってきます。
体幹深部筋トレーニング
体幹トレーニングといっても種類も強度も様々です。
まずは初級編として2つのトレーニングをご紹介します。
体幹深部筋トレーニング①
○仰向けの状態で、腕を天井に向けて伸ばし、股関節と膝関節は90°にしてスタートです。
対角の手脚を伸ばし、反対の手脚は動かないように止めておきます。
※手脚を伸ばした時に腰が反ってしまわないようにしましょう。
体幹深部筋トレーニング②
○四つん這いの状態で、形が崩れないように対角の手脚を伸ばします。
※手脚を伸ばしたときに、腰が反ってしまわないように注意しましょう。
まとめ
2つのトレーニングとも、身体を上手く使えていないと腰が反ってしまいます。
腰を反ってトレーニングをしても、腰痛を作る原因にもなりかねませんので、どうしても反ってしまうという方は先にそちらの原因を解決してもらってからトレーニングをしてみましょう。
分離症に悩む学生さんや、慢性的な腰痛から抜け出したい方はエクササイズと並行してトレーニングも行っていきましょう。