早期回復をめざす方へ
Point
ケガを早く治すための
3つのポイントとは?
こんなお悩みありませんか?
- 試合まで時間がないのにケガをしてしまった・・・
- 治療をしている間にレギュラーの座を奪われるのが怖い
- ライバルに差をつけられないよう、早くプレーに復帰したい
- トレーニングをせずに、体を安静にしているのが不安
- 休んでいる間に自分だけが取り残されるのではないかと心配
- ケガをする前と同様に動かせるようになるだろうか・・・
「とにかく一刻も早くケガを治したい・・・いい方法はないの?」
このように藁にもすがる想いでご覧くださっている方には申し訳ないのですが、手をかざすだけでケガを瞬時に治してしまう魔法のような治療はなく、どんなに“早期回復”をめざしてもある程度の時間は必要です。
ただ当院の院長は、サッカーチームのトレーナーとして、大会前にケガをしてしまった選手の治療やケアを担当し、試合までになんとか間に合わせるという経験を何度もしてきました。
その経験から、治療方法やケガのあとの過ごし方を工夫することで通常よりもスムーズに回復し、プレーへの早期復帰に結びつくポイントがあることを発見しました。
ここからは、過去の実体験から得た早期回復のための3つのポイントをご紹介いたします。
その1
焦らない、諦めない、モチベーションを下げない!
大事な試合の前やレギュラーになったばかりのタイミングなど、ここぞというときにケガをすると、体の痛みよりも精神的なショックで追い詰められてしまいますよね。
「なんとかしなくちゃ」という焦りから気持ちだけが空回りをして、無理をして症状を悪化させてしまったり、他の部位まで痛めてしまったら元も子もありません。
まずは冷静になって、しっかり治療やリハビリに取り組むことが大切です。
急性のケガは、一定期間の安静や患部の固定が必要になるケースも多いです。
じっとしているのは怖くてつらいことかもしれませんが、これも回復に欠かせない過程であることを理解してきちんと休ませてあげてください。
また、どんなに絶望的に感じる状況であっても「試合にはきっと間に合わない」「もう終わりだ・・・」なんて、簡単に諦めるのはやめましょう。
精神論を語るつもりはありませんが、実際に人間の体は本当に不思議なもので「病は気から」の言葉通り、「絶対に良くなる、試合までに治る」と信じることが何よりも効く薬になる場合があります。
自暴自棄になるのではなく、競技へのモチベーションをしっかり保ち、治療やリハビリも日々の練習と同じようにコツコツと戦略的に取り組んでみてください。
今まで一心不乱にスポーツに打ち込んできたなら、ケガなどで立ち止まることが自身の体や体づくりの方法を見直す良いきっかけになることもあります。
悲観的にならず、転んでもただでは起きないという気持ちで、ケガをする前よりも強い体を手に入れようと前向きになることが早期回復への第一歩となります。
その2
局所の治療だけでなく、全身を整える
急性のケガの場合、一般的には保険診療で局所を集中的に治療される方が多いでしょう。
この治療方法による回復ペースを通常とするなら、局所治療に加えて全身の調整を行った場合、回復のスピードがかなり増すことを治療家として実感しています。
こうした違いが生じる理由は下記のように考えられます。
- そもそもケガをしてしまった原因が、日頃の身体の使い方やクセにある
- 損傷箇所をかばうことによる全身への悪影響を最小限に留められる
つまり、ケガをしている患者様は、負傷の前か後かに違いはあれど全身のバランスが崩れている状態ということです。
このバランス不良をそのままにしていれば患部はもちろん、痛めていない筋肉や神経にまで負担が加わり、回復まで時間がかかります。
ですから、局所治療と並行して全身の調整を行うことが相対的に患部のスムーズな治癒への近道になると考えられるのです。
その3
トレーニング再開の適切なタイミングを見極める
最後に、早期回復にもっとも重要なのが適切なタイミングでのリハビリ開始とトレーニングの再開です。
安静に過ごしたあと動かすのが早すぎれば、症状を悪化させる可能性がありますし、かといってのんびりしていると、筋力がどんどん低下してしまいます。
この間で、現状を細かく冷静に見ながら適切な判断を下し、段階的に取り組んでいく必要があります。
そして、その判断を誰がするのかというのが問題です。
痛みなどの感覚は患者様ご自身が一番わかることだと思いますが、自己判断による再開は気持ちの面での焦りなどから無理をしてしまいがちです。
一方、医師や治療家に委ねる場合は患部を治すことを一番に考えて、悪化のリスクがなくなるまで大事をとらせようとするでしょう。
そうなったときに最も頼れるのは、スポーツ競技をよく知り、リハビリやトレーニングの知識・経験が豊富な専門家です。
たとえば、スポーツ外傷に強い治療家やスポーツ選手のトレーナーなどがこれに当てはまります。
こうしたパートナーを味方につけて、そのアドバイスにしたがって二人三脚でリハビリやトレーニングを行えば、ケガからの早期回復と最短でのプレー復帰が実現できるでしょう。
Early recovery
スポーツ整体
〜早期回復コース〜
当院では、ケガからの早期回復をめざし、症状が出ている箇所だけでなく全身のバランスを整えながら治療を進めます(局所以外の治療が含まれるため保険診療外となります)。
ケガで落ち込みがちなメンタルもしっかりサポートしながら、二人三脚でケガをする前より強い体をめざします。
施術内容
1回の施術は約60分。患者様一人ひとりの状態に合わせて、下記を組み合わせた治療を行います。
手技
身体のバランスを整えながら、患部の痛みの緩和やケガによってこわばっている周りの筋肉などをほぐします。
鍼灸
手技で硬さがとれにくい箇所には鍼治療を行います。
テーピング
損傷した筋肉のサポートや関節の固定、関節の正しい動きの誘導を行います。
トレーニング
ケガによってさらに体のバランスを崩すことがないように、自重トレー二ングで筋力を強化します。
効果の出やすい通い方
ケガからの早期回復を目的に通院いただく場合、基本的にはまずは週に2回のペースで1ヵ月程度、詰めて通っていただくことをおすすめしております。
早く治したいからといって毎日通えばよいかというとそういうことでもなく、治療と治療の間隔が空きすぎても治療の効果を効率よく積み上げられないからです。
ただし、通い始めの段階で、あなたのお身体がどのような状況にあるかによっても効果の出やすい通い方は変わってきます。
まずは一度、症状を診せていただき、あなたにとって最も効率の良い進め方をご案内させていただければと思います。
また、痛みがなくなり回復したあともケガのしにくい体づくりやパフォーマンス向上をめざす方には、月1回程度の通院による定期メンテナンスもお引き受けしております。
ご希望の方はお気軽にご相談ください。
早期回復コースの適応例
症状
- 捻挫
- 肉離れ
- 打撲
- 挫傷
- 骨折・脱臼後のリハビリ
- 手術後のリハビリ
おすすめオプション「酸素ルーム」
早期回復をめざす方におすすめしたいのが酸素ルームです。
酸素の効能は様々な分野のトップアスリートが活用しており、W杯直前に骨折をしてしまったイングランド代表のサッカー選手が、高気圧酸素療法により驚異的な回復をとげたエピソードは有名ですよね。
治療院で使用される機器はいろいろありますが、基本的には体の外からアプローチするものが多く、手技などの施術を補助するような役割を果たします。
一方で酸素療法は体の内側から自身の細胞を活性化し、自己治癒力を高めます。
また、自律神経を安定させ睡眠の質を向上させるため、寝ている間の身体の修復機能もスムーズに働きます。
つまり、身体の内側から効率よく回復できる環境を作ることができるのです。
当院では「ケガを早く治したい」という目標がある方には、スポーツ整体と並行して、酸素ルームも活用していただくことをおすすめしております。